「私が読みたいBL小説のあらすじその2」

読みたいというより「これは許せん」から派生の「だからこういうのが読みたい」です。短め。

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私が「女みたいにかわいい」が許せるのは、それがラブではなく暴力である時です。独りよがりなゲスが「お前女みてえだな」とか「そちはおなごのようじゃのう」って言ってきて、抵抗した被害者がもののはずみでゲスを殺してしまってからの逃亡とかならむしろ好きですよ…

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先日の「女みてえだなと言われ辱められそうになった青年が、抵抗したはずみで相手を殺してしまったBL」ですが、私の脳内で続きが上映されました。
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(ここからあらすじ)
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自分の行いに驚いたのと息を吹き返したらまた襲われるか殺されるかもしれないという恐怖で青年はその場を逃げ去る。様子がおかしいことに気がついた優しい人たちが声をかけてくれるけど殺してしまったとも襲われたことも明かせず、あたたかな場所を遠ざけて夜の街を徘徊するようになる。

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姉御肌の女に声をかけられ部屋に転がり込む。男女の仲になるのかと思っていたら部屋に女のヒモがいた。青年は女のヒモの商品になり、あんなに抵抗したのに結局男相手の仕事をすることになって「女みたい」が売りになった。

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そのまま8年が過ぎ、一緒に暮らす男もできて商売からは足を洗っていた。殺したと思っていた相手は生きていたことを風の噂に聞いた。それから幾つかの出会いと別れがあったが、最後のパートナーと20年一緒に暮らした。パートナーを亡くすとひとりで静かに生活をした。

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傍目には孤独な老人になっていったが、老いれば老いるほど男女の区別はつかなくなり美醜も判別が難しくなって彼は幸福だった。介護実習でやってきた女子大生に淡い恋心を抱いて、彼は死んだ。ハッピーエンドになった…